2017.10.7
10月の晴れた土曜日、天王洲アイルで開催されたTHE TOKYO ART BOOK FAIR 2017(略してTABF)に行ってきました!
「展覧会日記」じゃないのでは…はい、その通りですね、すみません。でも、作品やプロダクトそのものに限らず、図録や作品集やグッズ、はたまたそれらを扱うスペースも「表現活動の一環」という見方もあるということで。会場の「寺田倉庫」では、まさにそんな熱量が感じられましたので、フェアの様子を簡単にレポートいたしますね。
まずは、人の多さにびっくり! 写真から伝わりますでしょうか。実は、来場者が多すぎて会場に入り切らず、開催期間中に入場方法の変更もあったようです。すごい人気ぶりですね。
それもそのはず、TABFに出展しているのは、アート・デザイン系の書店や出版社だけではありません。印刷会社やギャラリー、オルタナティブスペース、アーティスト、教育機関、企業、組織……などなど、国も分野も多種多様。なるほど、さまざまな分野に関わる、あるいは興味がある方々が押し寄せたからこそ、これほどの人気となったのですね。
会場内も、「PRINTER SECTION」や「INTERNATIONAL SECTION」などにセクションが分かれていました。フロアごとに雰囲気が違うのですが、それぞれに「目が楽しい」感じです。かっこいい装丁の写真集や、色とりどりのZINE(アーティストが作る簡易な小冊子)、気のきいたデザイン文具……とにかく購買欲をそそられます。
というわけで、私もお気に入りの作家さんの関連書籍とポスターを購入したのですが、ここでサプライズ。何と、ご本人が店番をしておられたのです。もちろん、サインをいただきましたよ。ラッキーでした!
会場を出た後は、天王洲エリアの散策です。想像以上にキレイでオシャレなので、こちらもびっくりしてしまいました。ドリンクを片手に夜景を眺めながら天王洲運河の風を感じる……都会的ですね!
なお、このあたりは、寺田倉庫さんが展開されているスポットが多いようです。なんでも、天王洲の都市開発にも関わっていらっしゃるのだとか。TABFは終わってしまいましたが、「TERRADA ART COMPLEX」や「建築倉庫ミュージアム」を堪能して「T.Y.HARBOR」で乾杯……なんて贅沢な休日も過ごせそう。近いうちにまた訪れようと思っています。
●THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017
2017.10.5-10.8
http://tokyoartbookfair.com/
●TERRADA ART COMPLEX
http://terrada-art-complex.com/ja/#home
●建築倉庫ミュージアム
https://archi-depot.com/
●T.Y.HARBOR
https://www.tysons.jp/tyharbor/