ぐんまれきはく キッズコーナー

http://grekishi-kids.jp/index.html

  • 提供機関 : 群馬県立歴史博物館
  • 使用システム : I.B.MUSEUM SaaS / 専用クイズ編集システム
  • 狙いと特徴 : 子どもが楽しく資料情報に触れられる、来館者向けコンテンツ

 

ポップなデザインと地元のキャラクターを活用。
子どもが触りたくなるインターフェイスを実現。

コンテンツの構成

「ぐんまれきはく キッズコーナー」は、資料データベースの検索ページに加え、2種類のクイズと資料画像を使ったパズルの4本柱で構成されています。データベースはもちろん、クイズやパズルの設問まで管理者側で自由な編集・追加が可能。コンテンツの状態を常に新鮮に保てる点が大きなポイントです。

デザイン

ポップな色合いと大きなボタン、わかりやすいアイコンを配置し、「触りたくなる」インターフェイスを実現。群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」を大きく表示しているので、遠くからでも目を引きます。また、データベースページには、特定の資料を画像付きで表示することも可能。アーカイブへの動線を最短化できます。

 

クイズは2種類。ジグソーパズルも用意し、
エンタテイメント性の高いコンテンツへ。

2種類のクイズとジグソーパズル

三択クイズには「旧石器時代編」「新田義貞編」など5つのメニューに各5問が用意されています。並べ替えクイズは、キーワードのボタンをマウスで動かして並べ替える仕組み。ヒントも表示されるので勘を頼りに解き進めることができますが、満点を取るのは難しい…という絶妙な難易度に設定することもできます。どちらも最後に成績が出るようになっているためか、2度3度とチャレンジする子も目立ちます。
ジグソーパズルは、旧石器時代の復元画や埴輪の写真、絵巻や錦絵が画面上でピースに分けられ、マウスで並べてパズルを完成させるというもの。完成までの時間を測定・表示するなど、大人も飽きずに楽しめる工夫も盛り込みました。

長時間楽しむ子どもが続出

端末は、ロビーに設置されています。そのため、休日などは、子どもたちが長時間を占領していることもしばしば。これは、エンタテイメント性が高い証と言えるでしょう。また、コンテンツづくりでは、常設展示とも関連性が計算されている点もポイント。ロビーでクイズやパズルを楽しんだ後に展示で実物を見れば、より強く印象に残る博物館体験となるはずです。
この端末は、クイズやパズルを入り口に、興味を持ったらデータベースで検索する…という学習コンテンツとしても十分に成り立ちます。情報はホームページでも公開されており、学校や家庭でも同様の学習が可能。まさに楽しみながら文化資源に触れる仕組みを実現しています。

まとめ

見ていて楽しいデザインとキャラクターの活用。
クイズやパズルで楽しみながら文化資源に触れる。